ファブリー病の診断や治療開始の判断に用いられるリゾGb3(Lyso-Gb3)とはなんですか?
Gb3が変化した物質で、血液中で安定して測定でき、病気の重症度や診断をより正確に反映する指標です。
リゾGb3(Lyso-Gb3)とは、ファブリー病の体の中で増えてしまう特別な脂質の一種です。ファブリー病では、本来この脂を分解するはずの酵素がうまく働かないため、体の中にたまってしまいます。このたまってしまう物質の一つがリゾGb3(Lyso-Gb3)です。 リゾGb3には次のような特徴があります。
- 血液中の量を測ることで、病気の診断に役立ちます。
- 治療によって量が減るため、治療効果の確認にも使われます。
これまでの検査では、特に女性や症状の軽いタイプにおいて、従来のGb3測定では異常が見逃されることがありましたが、Lyso-Gb3はより精密に評価ができるため、これらの方々でも数値の上昇を捉えやすく、現在では診断や治療開始の判断に欠かせない項目となっています。
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おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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