ファブリー病の女性患者や遅発型の場合、Lyso-Gb3の測定が重要なのはなぜですか?
酵素活性が正常に近い場合でも数値が上昇しやすいため、隠れた病気を見逃さないために不可欠です。
ファブリー病の診断において、女性や「遅発型(大人になってから心臓や腎臓に症状が出るタイプ)」の診断は非常に難しいことが知られています。その理由は以下の通りです。
- 女性の場合、2本あるX染色体の片方が正常なため、酵素活性が正常範囲内に入ってしまうことが少なくありません。
- 遅発型の場合も、酵素がわずかに働いているため、従来の検査では「異常なし」と判定されるリスクがあります。
ここでLyso-Gb3が重要になります。Lyso-Gb3は、たとえ酵素活性が少し残っていても、体内に蓄積が始まっていれば敏感に反応して数値が上がります。
診断の確定
酵素活性がグレーゾーンでも、Lyso-Gb3が高ければファブリー病と強く疑えます。
治療開始の根拠
自覚症状が乏しくてもLyso-Gb3が高い場合、将来の臓器障害を防ぐために治療開始を検討する重要な根拠となります。
このように、見落とされやすい患者さんを早期に発見し、守るための「精密なセンサー」の役割を果たすため、一般的な遺伝子検査で異常が見つかりにくい場合の、大切な手がかりになります。
ファブリー病について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
ファブリー病について、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
ファブリー病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです