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心アミロイドーシスはどのように診断しますか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
心電図、心エコー、採血、心臓カテーテル検査、心臓MRI、核医学検査、生検などの検査で診断をします。
心アミロイドーシスは、心電図検査にて低電位(波形が小さくなる所見)などがあるにもかかわらず、心エコー検査では心肥大が目立つ場合などに、まず疑われます。
通常、心肥大があれば心電図では電位が高くなる(波形が大きくなる)はずですが、逆に低電位となっているというのは異常な物質がたまって厚く見えている可能性があるためです。
さらに、採血にてBNPやNT-proBNP、高感度トロポニンといった、心負荷や心筋障害を反映する数値が高くなっていることが多いです。
最終的には、心臓MRIや核医学検査、心臓カテーテル検査、心筋などの組織の生検(患部の一部を切り取って観察する組織検査)により、心臓にアミロイド蛋白が沈着していることを評価して診断が確定されます。
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