2025年の甲子園では2部制が導入されていますが、夏にスポーツをする時の熱中症対策を教えてください。

夏のスポーツ時は、涼しい時間帯の運動、こまめな水分・塩分補給、身体冷却、体調管理が重要です。

解説

夏の暑い時期にスポーツを行う際は、熱中症を防ぐための対策がとても重要です。主な対策は、以下の通りです。

  • 涼しい時間帯と服装: 暑い時間帯(日中)を避け、朝夕の比較的涼しい時間に運動を行いましょう。吸湿性や通気性のよい薄着を選び、炎天下では帽子を着用して直射日光を避けてください。
  • 水分・塩分補給: 汗で失われる水分と塩分(ナトリウム)を補うため、運動中は30分に1回程度を目安に、こまめに補給が不可欠です。5〜15℃に冷やした、0.1〜0.2%の食塩と4〜8%程度の糖質を含んだスポーツドリンクが効果的です。
  • 身体冷却: 体内の熱を効率的に吸収するアイススラリー(液体と微細な氷が混ざった飲料)の摂取が有効です。運動前に体を冷やす「プレクーリング」も、体温上昇を抑え活動時間を延ばす効果が期待できます。
  • 体調管理と暑さへの慣れ: 急に暑くなった時は、体が暑さに慣れるまで約1週間かかります。慣れないうちは、軽めで短時間の運動から徐々に体を慣らしましょう。少しでも体調が悪くなったら、すぐに運動を中止し、周囲に伝えることが大切です。指導者も選手の健康状態に常に注意を払うべきです。

これらの対策を組み合わせることで、安全に夏のスポーツを楽しめます。

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Ubie株式会社 呼吸器内科

折茂 圭介 監修

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