強皮症に食事療法は有効ですか?
胃酸の分泌を刺激しないような食べ物を中心に食べる食事療法は有効です。
強皮症では、消化器の症状が出ることが多いので食事療法は有効です。辛い食べ物や塩分の高いもの、アルコール類などの胃酸の分泌を刺激するような食事は控えましょう。
強皮症は多様な症状が出ることから、確立された治療法がありません。そのため、適切な栄養摂取、寒冷予防、皮膚の保護、感染予防、禁煙などが重要となります。
また、適切なストレッチや運動にを行い関節の拘縮(固まる)の予防や筋力を増強し、QOL(生活の質)やADL(日常生活を送るのに必要な最低限の動作)への影響を減らすことも重要です。
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最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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強皮症
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「強皮症」とはどのような病気ですか?
皮膚や内臓が線維化して硬くなってしまう病気です。皮膚のみが硬くなる場合を限局性強皮症、皮膚だけでなく内臓も硬くなる場合を全身性強皮症と呼びます。
強皮症の原因や考えられる症状には何がありますか?
原因は今のところ不明です。症状としては、皮膚の硬化や変色が挙げられます。
強皮症には初期症状はありますか?
初期症状として、寒さや緊張で指先が白や紫に変色するようになります。また、皮膚のむくみ・かゆみも生じます。
強皮症の場合、主にどのような治療をしますか?
皮膚の炎症や線維化を抑えるための薬を使用します。
強皮症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか? また、病院を受診する目安はありますか?
寒さや緊張で指先が白や紫に変色する場合、強皮症の可能性があるので皮膚科や膠原病内科を受診しましょう。
強皮症のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックができます。
強皮症になった場合、日常生活の中で気をつけることは何ですか?
激しい運動を避け、手足を温かく保ちましょう。また、小さな怪我でも必ず手当てをするようにしましょう。
強皮症になった場合、余命はどのくらいですか?
発症後10年以上生存することが多いですが、内臓が損傷した場合には死に至ることもあります。
強皮症は難病ですか?
強皮症のうち全身性強皮症は、国により難病に指定されています。
強皮症では、指先にどのような症状が出ますか?
強皮症で見られる指先の症状として、レイノー現象や腫脹、こわばり、潰瘍などがあります。
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