コレステロールを下げる薬にはどのようなものがありますか?また、どのような危険がありますか?
スタチンやフィブラートのほか、解説欄に記載したような種類の薬があります。
主な脂質異常症の治療薬と副作用として以下が挙げられ、いずれもコレステロールを下げる作用があります。
しかし、コレステロールを下げるためにはまず生活習慣の改善に取り組むことが優先です。効果が不十分で医師が必要であると判断した場合、薬が処方されます。
スタチン
横紋筋融解症、筋肉痛や脱力感などミオパチー様症状、肝障害、認知機能障害、空腹時血糖値およびHbA1c値の上昇、間質性肺炎など
陰イオン交換樹脂
消化器症状、脂溶性ビタミンの吸収障害
小腸コレステロールトランスポーター阻害薬
消化器症状、肝障害、CK上昇
フィブラート
横紋筋融解症、肝障害など
ニコチン酸誘導体
顔面潮紅や頭痛など
プロブコール
可逆性のQT延長や消化器症状など
多価不飽和脂肪酸
消化器症状、出血傾向や発疹(赤みやぶつぶつなど皮膚にできる症状の総称)など
脂質異常症の治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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