多巣性運動ニューロパチーの場合、日常生活で気をつけることはありますか?
重い物を持たないようにしましょう。また、転倒しないように気をつけましょう。
主に手先の筋力低下が出るため、怪我の原因となるので、重い物をなるべく持たないようにしましょう。また、転倒リスクが高いため、手すりの設置や段差解消などの環境整備が重要です。リハビリテーションで、筋力の維持や日常生活における指導を受けるとよいでしょう。
多巣性運動ニューロパチーは、手・足先に近い筋肉の筋力低下や筋肉の痩せ、筋肉のぴくつき等の症状が出ます。例えば、箸が使いづらい、腕があがらないなどの症状や、スリッパが脱げやすい、歩きにくいなどの症状が起こります。
多巣性運動ニューロパチーは、免疫の異常で手足の運動神経が攻撃されて、手・足先近くの筋肉の筋力低下、および痩せがゆっくりと進行する神経の難病です。
症状は、8週以上にわたり、慢性的に進行します。症状は通常どちらか片方に強く出ることが多く、初発症状として手先の筋力低下があることが多いです。徐々に筋肉の痩せやぴくつきも出てきます。
治療としては、免疫グロブリン療法が標準治療とされています。免疫グロブリンで効果がなかった場合、ステロイドや免疫抑制剤で治療する場合がありますが、明確な治療ガイドラインはありません。
また、ステロイドによる治療は一部で増悪となりうるという報告があり、注意が必要です。
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(参考文献)
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多巣性運動ニューロパチー
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文京小石川クリニック 脳神経内科
越智 佳奈 監修
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