手のこわばりが一日中続くのはなぜですか?

へバーデン結節や進行した関節リウマチ、パーキンソン病など、朝以外にも症状が続く病気が考えられます。

手のこわばりの原因となる病気の多くは、関節を休ませているときに症状が出やすく、活動しているうちに和らぐ性質があります。しかし、こわばりが一日中続く、または動かしても改善しない場合は、関節の構造的な変化や、別の種類の病気が原因となっている可能性があります。

関節の変形によるもの(ヘバーデン結節など)

へバーデン結節は関節の変形が原因で、朝にこわばりを感じる場合もありますが、動かすことで症状が消失するわけではありません。むしろ、指を使えば使うほど痛みがひどくなる傾向があり、症状が一日中持続したり、活動時に悪化したりすることがあります。

パーキンソン病による筋肉の症状

パーキンソン病の主な症状のひとつに「筋強剛」があります。これは筋肉の緊張が高まる症状で、関節の動きに抵抗を感じたり、体が動かしにくくなったり(運動緩慢)する原因となります。病気によるこの筋肉の固さが、一日を通して手のこわばりとして感じられることがあります。

病気の進行

関節の炎症が重度化・慢性化したり、関節の破壊が進んだりしている場合、一時的なこわばりではなく、構造的な問題により、動かしにくさが続くことがあります。

こわばりが一日中続く、または悪化している場合は、病気の進行が考えられますので、必ず医師に相談してください。

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山田記念病院 整形外科 整形外科部長

濱畑 智弘 監修

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