手のこわばりのセルフチェックはできますか？

手のこわばりの原因としてよくある病気について、ご自宅で確認できるセルフチェックのポイントをご紹介します。

代表的な病気の可能性とチェック方法は、以下のとおりです。

「ばね指」

1. 手のひら側の指の付け根を押すと、痛みや腫れがあるか
2. 指を曲げた状態から伸ばすときに、途中で引っかかり動かせなくなることがあるか
3. ひっかかった指を無理に戻そうとすると「カクン」と跳ねる動き（ばね現象）があるか

「手根管症候群」

1. 手首を直角に曲げ、手の甲を合わせて1分ほど保持したときに、しびれや痛みが強くなるか（ファレンテスト）
2. しびれは親指から薬指までに限局しているか
3. 親指と人差し指で、きれいな丸（OKサイン）が作りにくいか

「ヘバーデン結節」

• 指の第一関節（一番指先）が腫れていたり、コブのように変形したりしているか

「関節リウマチ」

1. 朝起きたときに手のこわばりがあるか
2. 指の第２関節や付け根（MP関節）や手首が、左右で数か所腫れたり痛んだりしていないか

これらのチェックで異常が疑われる場合は、自己判断せず、専門の医療機関（整形外科など）で画像検査や診察を受けてください。

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、手のこわばりに関するセルフチェックができます。ぜひご活用ください。