原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫が再発することはありますか?
はい、約1~3割で再発し、治療終了後1~2年以内に起こることが多いとされます。
はい、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(PMBCL)は、再発することがあります。初回治療で多くの患者さんは治癒しますが、報告では約1~3割で再発や治療に反応しない例がみられます。
再発は治療終了後1~2年以内に起こることが多く、縦隔だけでなく、腎臓や中枢神経など別の部位に現れることもあります。再発時には、化学療法を強めた治療や自家造血幹細胞移植が検討されます。近年では、PD-1阻害薬であるペムブロリズマブなどの免疫チェックポイント阻害薬による治療が有効な選択肢として用いられ、治療成績の改善が期待されています。
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(参考文献)
Kieron Dunleavy et al.“Dose-adjusted EPOCH-rituximab therapy in primary mediastinal B-cell lymphoma”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23574119/,(参照 2025-12-15).
Philippe Armand et al.“Pembrolizumab in Relapsed or Refractory Primary Mediastinal Large B-Cell Lymphoma”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31609651/,(参照 2025-12-15).
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原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(PMBCL)
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公開日:
最終更新日:
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
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