慢性リンパ性白血病の余命はどのくらいですか?
低リスクの状態であれば、10年以上の余命がありますが、高リスクになりますと、余命は短くなります。
慢性リンパ性白血病と診断された後の生存期間の中央値は、改定Rai分類で以下のようになっています。
- 低リスク(Rai分類0期)が150ヶ月
- 中間リスクが101ヶ月(Rai分類I期)~71ヶ月(Rai分類II期)
- 高リスクは19ヶ月(Rai分類IIIおよびIV期)
つまり、高リスク群で生存予後が悪化します。
なお、Binet分類でも、A期が10年以上、B期が7年の生存期間の中央値であるのに対し、C期は2年と予後不良です。
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最終更新日:
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 血液内科
山原 研一 監修
(参考文献)
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