呼吸性アルカローシスの治療で薬が使われることはありますか?
呼吸性アルカローシスそのものを直接治療する薬は、通常使用されません。
呼吸性アルカローシスそのものを直接治療する薬(血液のアルカリ性を中和する薬など)は、通常使用されません。基本的には、原因となっている疾患や状態に対する治療が行われます。
主要な原因である「過換気症候群」の場合、まずは安静と呼吸の調整による対処が基本となります。それらで十分な効果が得られない場合や、症状が非常に重い場合には薬による治療が行われます。
- 急な発作への対応(頓服):症状が強く、なかなか治まらないときには、一時的に不安や緊張を和らげる薬が使われることがあります。
- 発作の予防(長期管理):何度も発作を繰り返す場合の予防としては、抗うつ薬の一種(SSRIなど)が第一選択としてすすめられています。一方で、発作を予防するために日常的に不安を和らげる薬(抗不安薬など)を使い続けることは、依存などのリスクがあるため通常は推奨されません。
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京都大学iPS細胞研究所 呼吸器内科
山形 昂 監修
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