下垂体腫瘍で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
手術(経蝶形骨洞手術)、放射線治療、他の薬剤への切り替え・併用、経過観察などが検討されます。主治医と相談し、最適な治療法を選択しましょう。
下垂体腫瘍で薬が効かない場合、手術(経蝶形骨洞手術)、放射線治療、他の薬剤への切り替え・併用、経過観察などが検討されます。
手術は、腫瘍が大きい、視神経を圧迫している、薬が効かない場合に第一選択となり、鼻の奥から内視鏡を使って腫瘍を摘出します。
放射線治療は、手術後に残存腫瘍がある場合や、再発時に使用されます。
他の薬剤への切り替え・併用は、プロラクチノーマでカベルゴリンが無効な場合にブロモクリプチンへの変更や併用、GH産生腫瘍でソマトスタチンアナログが無効な場合にGH受容体拮抗薬(ペグビソマント)を検討するなど、患者さんの状態に合わせて行われます。
小さくて症状がない腫瘍では、定期的なMRIとホルモン検査で経過をみることもあります。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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