無ガンマグロブリン血症
「無ガンマグロブリン血症」とは、免疫グロブリンが生まれつき作られないため、感染症にかかりやすくなる病気です。症状としては、繰り返す感染症や風邪症状が治りにくいことがあります。乳幼児期からの感染症が続く場合は、小児科を受診しましょう。
東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長
白石 達也 監修
おすすめのQ&A
もっと見る病気について
「無ガンマグロブリン血症」とはどのような病気ですか?
免疫グロブリンが全く作られない状態にある病気です。
無ガンマグロブリン血症の原因は何がありますか?
先天的な遺伝子異常が原因で、免疫グロブリンを作ることができなくなっています。
無ガンマグロブリン血症は成人でも発症する病気ですか?
病気自体は先天性ですが、診断が思春期~成人期にされることは稀にあります。
無ガンマグロブリン血症の余命はどれくらいですか?
早期診断と治療により成人期以降まで生存することが期待できます。
無ガンマグロブリン血症を放置するとどうなりますか?
敗血症や髄膜炎など命に関わる感染症や、繰り返す呼吸器感染症による肺障害が起こります。
無ガンマグロブリン血症と続発性免疫不全症候群の関係性を教えてください。
無ガンマグロブリン血症は先天性(原発性)免疫不全の一つであり、続発性免疫不全症は後天性の免疫不全を指します。
無ガンマグロブリン血症は免疫不全症ですか?
無ガンマグロブリン血症は免疫不全症です。
無ガンマグロブリン血症は難病指定ですか?
無ガンマグロブリン血症は日本で難病指定されている病気です。
X連鎖無ガンマグロブリン血症とはなんですか?
遺伝子異常により生まれつき抗体を作る能力がほとんどない免疫不全症で、男子に多くみられます。
症状について
無ガンマグロブリン血症ではどのような症状がありますか?
繰り返し細菌などの感染症にかかりやすく、風邪症状、熱発、肺炎や髄膜炎、敗血症になることもあります。
無ガンマグロブリン血症には初期症状はありますか?
生後6ヶ月を過ぎるころから、咳や膿性鼻汁などの風邪症状をはじめとする感染症にかかりやすくなります。
無ガンマグロブリン血症のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
無ガンマグロブリン血症の末期症状はどのようなものがありますか?
敗血症や髄膜炎など命に関わる感染症や、繰り返す呼吸器感染症による肺障害が起こります。
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