無ガンマグロブリン血症の場合、主にどのような治療をしますか?
感染症を予防する目的で、免疫グロブリン製剤による補充療法を行います。
不足している免疫グロブリンを補い感染症の予防を助けるために、生涯にわたって免疫グロブリン製剤(免疫系が正常な人の血液から採取した免疫グロブリン)が投与されます。
免疫グロブリン製剤は静脈内または皮膚の下に注射します。月1回ほどの静注用ヒト免疫グロブリン製剤、あるいは1~2週に1回の皮下注用ヒト免疫グロブリン製剤の定期補充により感染はほぼ予防できます。
また、細菌感染が起きた場合は速やかに抗菌薬を投与し、治療を行います。
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最終更新日:
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 血液内科
山原 研一 監修
(参考文献)
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