トランスサイレチン型心アミロイドーシス
トランスサイレチン型心アミロイドーシスとは、異常なたんぱく質アミロイドが心臓に蓄積し、心不全や不整脈を引き起こす病気です。動悸、息切れ、むくみ、しびれ、立ちくらみなどの症状がみられます。これらの症状がある場合は循環器科を受診しましょう。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
病気について
異常な形質細胞により産生されたアミロイド蛋白が、心臓に沈着することでさまざまな症状を引き起こす病気です。
異常な形質細胞により産生されたアミロイド蛋白が、心臓にたまることで生じます。
約1500~1800例程度とされていますが、診断できていない患者さんも多くいると推定されています。
はい。心アミロイドーシスは、国の定める指定難病「全身性アミロイドーシス」のひとつに含まれています。
重症度などにより差が大きいですが、約2年〜10年とされています
遺伝子変異が原因か、そうでないかの違いです。
徐々に進行し、重い心不全や命にかかわる不整脈、全身の臓器障害を引き起こします。
症状について
アミロイドが心臓に沈着することで、不整脈が出現したり、心臓の動きが悪くなる症状が現れることがあります。
めまいや息苦しさなどの心不全の症状や、不整脈の症状のほか、しびれや蛋白尿などもみられる場合に疑われます。
解説欄をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
病気が進むと心臓や神経、呼吸機能などが悪化し、命にかかわります。
治療について
受診について
薬について
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