トランスサイレチン型心アミロイドーシスの予後について教えてください。
重症度などにより差が大きいですが、約2年〜10年とされています
トランスサイレチン型心アミロイドーシスの予後は、タイプや重症度によって異なりますが、約2年から10年程度とされています。
トランスサイレチン型心アミロイドーシスには2つのタイプがあり、それぞれの予後は以下のようになっています。
遺伝子変異が原因となるタイプ(ATTRvアミロイドーシス:変異型)
- 未治療の場合には平均の余命は約10年とされておりますが、心臓の症状が主体の場合には2~3年程度と非常に予後が悪い場合もあるとされています。
遺伝子変異がなく、加齢などが原因となるタイプ(ATTRwt:野生型)
- 診断の確定からの平均余命は3年半程度とされます。しかし、近年では治療薬の開発に伴い、両タイプともに生存期間の延長が期待されています。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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