特定疾患と指定難病の違いはなんですか?
以前の「特定疾患」が「難病」となり、その中で診断基準が定まっていて患者数が一定数以下のものが指定難病です。
特定疾患
"特定疾患"とは、「特定疾患治療研究事業」で定められた56の病気のことです。以前はこれらの病気のみが医療費助成の対象になっていましたが、その後も治療困難な病気は増加し、現在では難病法で341疾病が"指定難病"として助成対象とされています。
指定難病
"指定難病"は、以下の要件(※)を満たしている病気であり、難病であっても指定難病には指定されていない場合もあります。
※指定難病の要件
- 発病の機構が不明
- 治療法未確立
- 希少
- 長期療養が必要
- 患者数が人口の0.1%未満
- 客観的な診断基準があること
を要します。
公開日:
最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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