帯状疱疹
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更新日:2024/03/28
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帯状疱疹について「ユビー」でわかること
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帯状疱疹とはどんな病気ですか?
帯状疱疹のQ&A
- A.
帯状疱疹は約3週間ほど発疹が続くのに対し、蕁麻疹は数時間~24時間以内に発疹が消失します。
解説帯状疱疹と蕁麻疹は、皮膚に赤みとかゆみが出るという共通点があります。また、違いは以下の通りです。
帯状疱疹
- 発疹(赤みやぶつぶつなど皮膚にできる症状の総称)が約3週間ほど続く
- 皮疹(ひしん:皮膚の赤みやブツブツ)が出る2~7日前に痛みや感覚の異常、かゆみが現れることが多い
- 左右片方に現れることが多い
- 小さな発疹や水ぶくれが集まるようにできる
- 免疫が低下しているときにできる
蕁麻疹
- 発疹は数時間~24時間以内に消失する
- かゆみとともに膨疹(赤いふくらみ)が出る
- 左右関係なく全身に出現し、現れる場所が移動することもある
- 食べ物や薬などのアレルギーによって発症することもある(一般的には原因不明が多い)
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMEDIC MEDIA . 病気がみえる vol.14 皮膚科(第1版). MEDIC MEDIA . 2020
日本ペインクリニック学会.“各疾患・痛みに対するペインクリニック治療指針”.ペインクリニック治療指針.https://www.jspc.gr.jp/Contents/public/pdf/shi-guide01_09.pdf,(参照 2024-07-30). - A.
帯状疱疹でかゆみが見られることはあります。かゆみだけの帯状疱疹がある可能性もありますが、その他に症状が出ることが多いと考えられます。
解説帯状疱疹では、体の左右のどちらかに神経の走行に沿って痛みや感覚障害が起こり、発疹(赤みやぶつぶつなど皮膚にできる症状の総称)が出ます。しかし、必ずしも痛みが出るわけではなく、かゆみとして症状が出る場合もあります。かゆみだけの帯状疱疹がある可能性もありますが、その他に症状が出ることが多いと考えられます。
その他の症状としては発疹が出ることがあります。発疹は時間の経過とともに痂皮(かさぶた)となり治っていきます。
一部の患者さんでは発疹が治った後も痛みが残る場合があり、これは帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMEDIC MEDIA . 病気がみえる vol.14 皮膚科(第1版). MEDIC MEDIA . 2020
MEDIC MEDIA . イヤーノート2024内科・外科. MEDIC MEDIA . 2024 - A.
顔に帯状疱疹がみられることもあります。頭部に出ると重篤な症状につながる恐れがあります。
解説帯状疱疹は、体の左右のどちらかに神経の走行に沿って発症するので、顔に帯状疱疹ができる場合もあります。
頭部や顔面などの首から上に発症した帯状疱疹のうち、まれにラムゼイハント症候群(RHS)、目の症状、髄膜炎といった合併症を呈することがあります。
このうちラムゼイハント症候群では、顔面の神経麻痺(額のしわ寄せができない、目を完全に閉じられないなどの症状)や耳の疱疹、難聴、めまい、耳鳴りなどの症状が出ます。
後遺症が残る場合もあるので注意が必要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMEDIC MEDIA . 病気がみえる vol.14 皮膚科(第1版). MEDIC MEDIA . 2020
MEDIC MEDIA . イヤーノート2024内科・外科. MEDIC MEDIA . 2024 - A.
神経の走行に沿って痛みや発疹などの症状が出ます。
解説帯状疱疹では、体の左右のどちらかに神経の走行に沿って痛みや感覚障害が起こり、発疹(赤みやぶつぶつなど皮膚にできる症状の総称)が出ます。発疹は時間の経過とともに水ぶくれとなり治っていきます。
一部の患者さんでは発疹が治った後も痛みが残る場合があり、これは帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれます。
帯状疱疹後神経痛は、高齢者や発疹・痛みが重症であった患者さんで発症しやすいとされています。
また、頭部や顔面などの首から上に発症した帯状疱疹では失明、難聴、顔面麻痺などの重篤な症状になる可能性があります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るMEDIC MEDIA . 病気がみえる vol.14 皮膚科(第1版). MEDIC MEDIA . 2020
MEDIC MEDIA . イヤーノート2024内科・外科. MEDIC MEDIA . 2024 - A.
痛みを伴う赤い発疹や水ぶくれができます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る帯状疱疹では、痛みを伴う赤い発疹(赤みやぶつぶつなど皮膚にできる症状の総称)や水ぶくれができます。胸や背中、肩などの上半身の片側にできることが多く、時に顔にできることもあります。
1〜3週間程度で皮膚症状は改善しますが、治療が遅れた場合などには、皮膚症状が治った後も痛みが残ることがあります。これは帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる合併症で、帯状疱疹の後に一定の頻度で発症するとされます。
初期症状として、皮膚に発疹ができる前にピリピリした痛みを感じることが多いです。 - A.
帯状疱疹の原因は、水痘・帯状疱疹ウイルスというウイルスです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る帯状疱疹の原因は、水痘・帯状疱疹ウイルスというウイルスです。このウイルスは最初に感染した時に水ぼうそうを引き起こします。この水ぼうそうが治った後に、ウイルスは背骨に近い神経に潜伏します。加齢や疲労、ストレス、免疫が低下する病気などをきっかけにウイルスが活発になり、増殖し、皮膚の表面に赤いぶつぶつや水ぶくれを引き起こす帯状疱疹となります。他の人から感染して帯状疱疹にはなりません。
帯状疱疹について、医師からのよくある質問
- 皮ふに何らかの異常がありますか?
- 胸の痛みはピリピリしびれるような感じですか?
- 皮ふ表面の感覚がおかしいと感じますか?
- 皮ふ症状がある部分にはヒリヒリ・ビリビリするような痛みもありますか?
- しびれや感覚のおかしさを感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科