伝染性単核球症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/25
あなたの症状と伝染性単核球症の関連をAIでチェックする
伝染性単核球症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
伝染性単核球症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
食べ物が飲み込みにくい
- 自覚した時期
- 1日以内から
白目や皮ふが黄色くなっている
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
顔面の筋肉が自由に動かない
- 症状の出方
- 全く前ぶれのない突然の発症だった
体のだるさがある
- 症状の程度
- だるさで起き上がるのも苦労する
伝染性単核球症とはどんな病気ですか?
EBウイルスというヘルペスウイルスの仲間の感染によって発熱や喉の痛みといった風邪症状のほか、リンパ節や肝臓の腫れが起こることもあります。唾液を介して感染します。
伝染性単核球症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
伝染性単核球症への対処法は?
症状が数日に渡り続きます。なるべく無理をせずに休息を取るようにしましょう。ウイルス性の感染症であり、抗菌薬は効果がありません。一部のペニシリン系抗菌薬の内服で、皮膚のぶつぶつが出る場合があるので注意してください。
伝染性単核球症の専門医がいる近くの病院はありますか?
伝染性単核球症の専門医がいる病院を見る伝染性単核球症のQ&A
- A.
大人が初めてEBウイルスに感染した場合、高熱などの重篤な症状が出やすいです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る思春期以降の若年の成人が初めてEBウイルスに感染すると、伝染性単核球症を発症し、高熱や咽頭痛などの症状が出現します。
なお、伝染性単核球症の原因となるEBウイルスは、ほとんどの人類が感染するウイルスです。50%は5歳以下で感染し、幼年期に感染した場合は症状が乏しいことが多いです。
一般的に、発症年齢が上昇するほど症状も重篤化すると言われています。
しかし、治療や経過は大きく変わらず、基本的には自然軽快する良性な病気です。 - A.
肝機能障害や肝腫大が見られることもあります。
解説はい。伝染性単核球症に感染すると、肝臓への影響が見られることがあります。
症状として、肝機能障害や肝腫大(肝臓の一部または全体が大きく腫れること)が見られることもあります。
肝機能異常は分かりやすく上昇する場合が多く、急性肝炎も考慮されることもあります。
なお、肝腫大や肝機能障害は、自然軽快しますのでご安心ください。黄疸を呈することは5%程度で、ほとんどの場合、肝不全など重篤な状態になることはありません。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るLi Zhang et al. Infectious mononucleosis and hepatic function. Exp Ther Med. 2018, 15, p.2901–2909.
- A.
基本的には、伝染性単核球症には後遺症はありません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る基本的には後遺症はなく自然治癒します。しかし、倦怠感などは長期間持続しやすいです。
倦怠感は、多くの場合数週間かけて改善していきますが、人によっては入院するほど強いこともあります。まれではありますが、数ヶ月〜年単位で倦怠感が持続し、慢性疲労症候群の基準を満たすことがあります。
同じくまれですが、脾臓大きくなりすぎて破裂することもあるため、コンタクトスポーツ(ラグビーや柔道など)を3週間程度避けてもらうことがあります。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい。セルフチェックにより伝染性単核球症を疑うことは可能です。以下の項目を参考にしてください。
伝染性単核球症のセルフチェック項目
- 喉の痛みや腫れが数日以上持続する
- 喉の痛みが強い
- 扁桃が腫れ、白い膜が張っている
- 喉の痛みに加え、首のリンパ節が両側腫れている
- 細菌感染として処方された抗生物質を内服後、体中に赤いブツブツが出現した
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。 - A.
伝染性単核球症の初期症状として、発熱、喉の痛み・腫れ、全身のリンパ節腫脹、強いだるさ、喉の白苔などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る伝染性単核球症の初期症状は
があります。喉の症状として、白苔と言われる白い滲出物が扁桃腺にまとわりつくのが特徴的です。
溶連菌でも白苔を伴う扁桃腺の腫れを認めますが、溶連菌が原因の場合は片側の喉とリンパ節が腫れることが多いです。ただし、初期は、伝染性単核球症による症状と溶連菌による症状との区別が困難なこともあります。 - A.
伝染性単核球症の症状として、発熱、喉の痛み・腫れ、全身のリンパ節腫脹、強いだるさ、喉の白苔などがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る伝染性単核球症の症状には、
があります。特に、白苔と言われる白い滲出物が喉(扁桃腺)にまとわりついているのが特徴的です。
溶連菌でも白苔を伴う扁桃腺の腫れを認めますが、溶連菌は片側の喉とリンパ節が腫れることが多いです。
EBウイルスによる伝染性単核球症では、溶連菌の治療でよく使用される抗生物質により、赤い皮疹が現れるため注意が必要です。
また、伝染性単核球症の約半数の患者さんで、脾臓が腫れることがあります。脾臓が破裂するリスクがあるため、コンタクトスポーツ(ラグビーや柔道など)は3週間休む必要があります。 - A.
ヘルペスウイルスの一種のEBウイルスやサイトメガロウイルスに、思春期以降に初めて感染することが原因で発症します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る伝染性単核球症は、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスやサイトメガロウイルスに、思春期以降に初めて感染することが原因で発症します。
サイトメガロウイルスによる伝染性単核球症の症状は、EBウイルスによるものと比較して軽症ですが、症状の持続期間は長い傾向にあります。
また、エイズの原因ウイルスであるHIVに感染した時も、初期に伝染性単核球症のような反応が見られることもあります。
このほか、ヒトヘルペスウイルス6型、B型肝炎ウイルスでも伝染性単核球症を発症するとされています。
伝染性単核球症について、医師からのよくある質問
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 体のだるさはありますか?
- のどの痛みはありますか?
- 安静にしていても関節が痛みますか?
- 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 呼吸器内科
- アレルギー科