伝染性単核球症の初期症状は?伝染性単核球症と症状の関連性をAIで無料でチェック

監修医師平松 由布季東日本橋内科クリニック 内科

更新日
2026/10/27
公開日
2020/09/03

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伝染性単核球症とは

EBウイルスというヘルペスウイルスの仲間の感染によって発熱や喉の痛みといった風邪症状のほか、リンパ節や肝臓の腫れが起こることもあります。唾液を介して感染します。

「伝染性単核球症」とはどのような病気ですか?

主に、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスに初めて感染することで起こる病気です。

伝染性単核球症とは、主にヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスに初めて感染することで起こる病気です。
EBウイルスはほとんどの人類が感染するウイルスです。50%は5歳以下で感染し、伝染性単核球症の発症のピークは15〜24歳です。
症状は発熱、喉の痛み・腫れ、全身のリンパ節腫脹、強いだるさ、脾臓の腫れがあります。
血液検査では、リンパ球増加と肝酵素[AST(GOT)、ALT(GPT)]が上昇し、活性化した「異型リンパ球」が見られることもあります。

特異的な治療はなく、対症療法(解熱・鎮痛剤)がメインとなります。
溶連菌感染との区別が難しく、抗生物質が使用されることも多いです。ただし、伝染性単核球症の場合、抗生物質に反応して赤い皮疹が現れることが知られています。

さらに詳しく:「伝染性単核球症」とはどのような病気ですか?監修医師小田 修宏亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科

キス病とは何ですか?

キス病とは、伝染性単核球症の俗称です。

キス病とは、伝染性単核球症のことで、主にEBウイルスによって引き起こされる病気です。
伝染性単核球症の原因となるEBウイルスは、唾液に含まれます。このため、キスを介して感染することが多いと考えられており、「kissing disease(キス病)」と呼ぶことがあります。
しかし、他人の唾液に接触すること(飲み物のまわしのみなど)で発症するため、伝染性単核球症が必ずしもキスのみで感染するというわけではありません。

また、EBウイルスに感染してから伝染性単核球症を発症するまで、30〜60日程度の期間が空くため、厳密なウイルスの曝露(ばくろ:何らかの物質にさらされる・接触すること)のタイミングを特定するのは困難です。

さらに詳しく:キス病とは何ですか?監修医師小田 修宏亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
もっと詳しく「伝染性単核球症」を知る

伝染性単核球症の症状

伝染性単核球症には初期症状はありますか?

伝染性単核球症の初期症状として、発熱、喉の痛み・腫れ、全身のリンパ節腫脹、強いだるさ、喉の白苔などがあります。

伝染性単核球症の初期症状は

があります。喉の症状として、白苔と言われる白い滲出物が扁桃腺にまとわりつくのが特徴的です。
溶連菌でも白苔を伴う扁桃腺の腫れを認めますが、溶連菌が原因の場合は片側の喉とリンパ節が腫れることが多いです。ただし、初期は、伝染性単核球症による症状と溶連菌による症状との区別が困難なこともあります。

さらに詳しく:伝染性単核球症には初期症状はありますか?監修医師小田 修宏亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
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伝染性単核球症の原因

伝染性単核球症の原因は何がありますか?

ヘルペスウイルスの一種のEBウイルスやサイトメガロウイルスに、思春期以降に初めて感染することが原因で発症します。

伝染性単核球症は、ヘルペスウイルスの一種であるEBウイルスやサイトメガロウイルスに、思春期以降に初めて感染することが原因で発症します。
サイトメガロウイルスによる伝染性単核球症の症状は、EBウイルスによるものと比較して軽症ですが、症状の持続期間は長い傾向にあります。
また、エイズの原因ウイルスであるHIVに感染した時も、初期に伝染性単核球症のような反応が見られることもあります。

このほか、ヒトヘルペスウイルス6型、B型肝炎ウイルスでも伝染性単核球症を発症するとされています。

さらに詳しく:伝染性単核球症の原因は何がありますか?監修医師小田 修宏亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
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伝染性単核球症の検査・診断

伝染性単核球症のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

はい。セルフチェックにより伝染性単核球症を疑うことは可能です。以下の項目を参考にしてください。

伝染性単核球症のセルフチェック項目

  • 喉の痛みや腫れが数日以上持続する
  • 喉の痛みが強い
  • 扁桃が腫れ、白い膜が張っている
  • 喉の痛みに加え、首のリンパ節が両側腫れている
  • 細菌感染として処方された抗生物質を内服後、体中に赤いブツブツが出現した


また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

さらに詳しく:伝染性単核球症のセルフチェックはできますか?監修医師小田 修宏亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
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伝染性単核球症の治療・対処法

伝染性単核球症への対処法は?

症状が数日に渡り続きます。なるべく無理をせずに休息を取るようにしましょう。ウイルス性の感染症であり、抗菌薬は効果がありません。一部のペニシリン系抗菌薬の内服で、皮膚のぶつぶつが出る場合があるので注意してください。

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受診の目安・何科を受診するべきか

伝染性単核球症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?

発熱や喉の痛み、倦怠感などが3~4日以上続くようであれば内科や小児科を受診しましょう。

発熱や喉の痛み、倦怠感などが3〜4日以上続くようであれば、内科や小児科を受診しましょう。
通常の風邪であれば、喉の痛みがあっても数日で治癒することが多いです。
また以下のような場合は、病院を受診することをおすすめします。

病院を受診する目安

  • 喉の痛みが強い場合
  • 唾を飲み込むのも痛い場合
  • 何も飲み込めない場合
  • 声がくぐもってきた場合
  • 口がいつもより開きにくい場合

など

さらに詳しく:伝染性単核球症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?監修医師小田 修宏亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科

伝染性単核球症の専門医がいる近くの病院はありますか?

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伝染性単核球症の経過・予後

伝染性単核球症には後遺症がありますか?

基本的には、伝染性単核球症には後遺症はありません。

基本的には後遺症はなく自然治癒します。しかし、倦怠感などは長期間持続しやすいです。
倦怠感は、多くの場合数週間かけて改善していきますが、人によっては入院するほど強いこともあります。まれではありますが、数ヶ月〜年単位で倦怠感が持続し、慢性疲労症候群の基準を満たすことがあります。
同じくまれですが、脾臓大きくなりすぎて破裂することもあるため、コンタクトスポーツ(ラグビーや柔道など)を3週間程度避けてもらうことがあります。

さらに詳しく:伝染性単核球症には後遺症がありますか?監修医師小田 修宏亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
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伝染性単核球症に関連するその他の質問

キスしていないのに伝染性単核球症にかかることはありますか?

はい。伝染性単核球症の原因ウイルスは唾液などに含まれるため、キス以外でも感染します。

はい。キスしていないのに、伝染性単核球症にかかることはあります。
伝染性単核球症の原因となるEBウイルスは唾液に含まれます。このため、キスを介して感染することが多いと考えられており、「kissing disease(キス病)」と呼ぶことがあります。
しかし、他人の唾液に接触すること(飲み物のまわしのみなど)で発症するため、伝染性単核球症が必ずしもキスのみで感染するというわけではありません。

また、EBウイルスに感染してから伝染性単核球症を発症するまで、30〜60日程度の期間が空くため、厳密なウイルスの曝露(ばくろ:何らかの物質にさらされる・接触すること)のタイミングを特定するのは困難です。

さらに詳しく:キスしていないのに伝染性単核球症にかかることはありますか?監修医師小田 修宏亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
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伝染性単核球症について、医師からのよくある質問

医師からよくある質問はありますか?

「伝染性単核球症」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。

  • 体温は37.5℃以上ですか?
  • 体のだるさはありますか?
  • のどの痛みはありますか?
  • 安静にしていても関節が痛みますか?
  • 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?

伝染性単核球症に関連する症状としては次の症状があります

特に関連する症状

次のような症状がある方はご注意ください。

体温が37.5℃以上
自覚した時期
3週間以上前から
症状の程度
38℃より高い
食べ物が飲み込みにくい
自覚した時期
12時間以内から
寒気がする
症状の程度
歯がガチガチ鳴るほどの止めようとしても止まらない震え
自覚した時期
1日以内から
症状の経過
改善も悪化もしていない
のどの痛みがある
症状の程度
日常生活に支障が出る程度に痛む
症状の頻度
初めての症状である

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2026年11月1日 更新

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この記事の監修医師

監修医師 平松 由布季

平松 由布季 先生

東日本橋内科クリニック 内科

2015年愛媛大学医学部卒。 松山赤十字病院で初期研修後、東京ベイ・浦安市川医療センターで内科後期研修を修了。 引き続き同センター総合内科で、フェローシップ研修を行い、2024年1月まで医員、外来医長として勤務。 病棟専門の総合医であるホスピタリストとして、特に若手医師の教育、臨床倫理(アドバンス・ケア・プランニングや意思決定支援など)に注力してきた。 2022年6月からは日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師支援部門 病院総合医チーム副代表に就任。"病院総合医の価値を社会に発信し、これを志す若手の道標になる"をMISSION&VISONに掲げ、学術大会等での企画運営、商業誌執筆、若手医師のキャリア支援などを行なってきた。 2024年2月から東日本橋内科クリニックで勤務。

更新日
2026/10/27
公開日
2020/09/03