低血圧症は、どこまでなら放っておいても大丈夫ですか?
日常生活に支障がなく、症状が軽微であれば、特に治療せず放っておいても問題ありません。
日常生活に支障がなく、症状が軽微であれば、特に治療をせずに放っておいても問題ありません。血圧が低いこと(低血圧)自体は、必ずしも病的な状態を意味するわけではありません。
低血圧が問題となり、医療的な対処が必要となるのは、血圧の低下によって生活に影響が出るような症状が現れた場合です。以下のような状態があるときには治療を検討する必要があります。
症状が重い、または頻繁に起こる
立ちくらみやめまいなどの症状がひどく、生活に頻繁に支障をきたしている場合。
失神が起きた
失神発作は、低血圧による脳への血液供給不足が進行した状態です。
胸痛や動悸を伴うなど、他の病気の関与が疑われる
心臓病、ホルモン異常、神経疾患、薬の副作用など、他の重篤な病気が原因となっている可能性があります。


低血圧症について、特に知りたいことは何ですか?
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(参考文献)
Takao Saruta et al.“Effects of candesartan and amlodipine on cardiovascular events in hypertensive patients with chronic kidney disease: subanalysis of the CASE-J Study”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19390535/,(参照 2025-10-16).
.“Hypotension: A comprehensive review”.Journal of Pharmacognosy and Phytochemistry.https://www.phytojournal.com/archives/2021/vol10issue1/PartAA/10-1-232-144.pdf,(参照 2025-10-16).
.“神経治療学 33巻 6号”.メディカルオンライン.https://mol.medicalonline.jp/archive/search?jo=cq3neuro&ye=2016&vo=33&issue=6,(参照 2025-10-16).
河野 律子ほか.“起立性低血圧”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsma/71/6/71_523/_pdf,(参照 2025-10-16).
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公開日:
最終更新日:
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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