低血圧症の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
規則正しい生活、十分な水分と塩分摂取、適度な運動、急な動作を避けることが重要です。
規則正しい生活、十分な水分と塩分摂取、適度な運動、急な動作を避けることが重要です。日常生活で気を付けるべき主な点は以下の通りです。
1. 規則正しい生活と休息
過労や精神的・肉体的ストレスは症状の発症に関わるため、避けましょう。十分な睡眠をとり、規則正しい生活を心がけてください。
2. 水分と塩分を多めに摂る
体内の血液の量を増やすために、水分を多めに、食塩も適度な量を摂取することが大切です。
3. 急な動作を避ける
立ちくらみや失神を予防するため、急激な姿勢の変化(立ち上がったり、座ったりすること)を避けましょう。
4. 適度な運動
筋肉不足が原因となる場合があるため、水中ウォーキングやエアロビクスなどの有酸素運動を、自分のペースに合わせて少しずつ行い、筋肉を鍛えることが推奨されます。
5. 食事の工夫
食後低血圧を防ぐため、一度に食べる量を少なくして回数を多くする分割食や、食後にお茶やコーヒーなどのカフェインを摂ることが推奨されます。大量の食事、特に炭水化物やアルコールの摂取は避けましょう。
6. 寝るときの姿勢
夜間に頭部を15〜25cm(またはやや高めに)挙上して就寝することで、朝の急激な血圧低下を防ぐことができます。


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(参考文献)
Takao Saruta et al.“Effects of candesartan and amlodipine on cardiovascular events in hypertensive patients with chronic kidney disease: subanalysis of the CASE-J Study”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19390535/,(参照 2025-10-16).
.“Hypotension: A comprehensive review”.Journal of Pharmacognosy and Phytochemistry.https://www.phytojournal.com/archives/2021/vol10issue1/PartAA/10-1-232-144.pdf,(参照 2025-10-16).
.“神経治療学 33巻 6号”.メディカルオンライン.https://mol.medicalonline.jp/archive/search?jo=cq3neuro&ye=2016&vo=33&issue=6,(参照 2025-10-16).
河野 律子ほか.“起立性低血圧”.J-Stage.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsma/71/6/71_523/_pdf,(参照 2025-10-16).
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おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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