動眼神経麻痺の場合、主にどのような治療をしますか?
血流障害が原因の場合には、経過観察を行い、脳動脈瘤の場合には早急にカテーテル治療などを行います。
動眼神経麻痺の治療は、原因に応じて行われます。動眼神経そのものを直接治す治療というよりも、背景にある病気を治療することが基本になります。
糖尿病や高血圧などによる血流障害(虚血)が原因の場合は、血糖や血圧のコントロールを行いながら経過をみます。この場合、数ヶ月かけて自然に回復することも少なくありません。その間、複視が強い場合には、プリズム眼鏡を使って見え方を調整したりすることがあります。
一方で、脳動脈瘤が原因の場合は緊急対応が必要です。カテーテル治療や手術によって動脈瘤を処置し、神経への圧迫を取り除きます。脳腫瘍や炎症、感染症が原因であれば、それぞれに対する専門的な治療(手術、薬物療法、抗菌薬、ステロイド治療など)が行われます。麻痺が長期間残る場合には、斜視手術やまぶたの手術などで症状を改善することもあります。
このように、動眼神経麻痺の治療は原因を特定することが非常に重要です。症状が現れた場合は、速やかに検査を受け、適切な治療につなげることが大切です。
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(参考文献)
山田 昌和. 動眼神経麻痺. 杏林医会誌. 2018, 49, 249~252 .
城倉 健. 眼球運動障害から病巣を推察してみよう. 神経治療学. 2019, 36, 377-379.
永井 知代子. 神経学的診察と記載. 神経心理学. 2023, 39, 195-203.
North American Neuro-Ophthalmology Society.“微小循環障害による脳神経麻痺 ”.NANOS Patient Brochure .https://www.nanosweb.org/files/MicrovascularCranialNervePalsy.pdf,(参照 2026-02-26).
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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