20代でも早発卵巣不全になりますか?
20代でも早発卵巣不全になることはあります。
20代で早発卵巣不全になることはかなり珍しく、1,000人に一人程度とされています。
30歳未満での早発卵巣不全の代表的な原因としては、卵巣の手術や抗がん剤治療、放射線治療などの医療行為が考えられます。
そのため、上記のような卵巣機能に影響を及ぼす治療を若い女性に行う場合には、治療後に早発卵巣不全になる可能性について、事前に十分な相談が必要となります。
治療前に、卵子凍結などの妊孕性を温存する治療を行うこともありますが、詳細について主治医と相談してください。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
日本産科婦人科学会. 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023. 日本産科婦人科学会. 2023
日本内分泌学会.“早発卵巣不全”..https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=76,(参照 2025-02-07).
Philippe Touraine et al. Premature ovarian insufficiency. Primers. 2024, , .
Yu-Qian Shi et al. Premature ovarian insufficiency: a review on the role of oxidative stress and the application of antioxidants. Front Endocrinol. 2023, , .
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