早発卵巣不全でも不妊治療はできますか?
早発卵巣不全でも不妊治療を行うことができます。
早発卵巣不全でも不妊症治療はできます。
一度、早発卵巣不全と診断された方であっても、その後、月経・排卵が回復して妊娠に至ることもあります。そのため、早発卵巣不全の方の生涯妊娠率は5~10%程度あるともされています。
一方で、卵巣機能が低下してきていることから、自然排卵を認めず、また一般的な排卵誘発剤への反応が乏しいことも少なくありません。
早発卵巣不全の方に対する不妊症治療に関しては、一概にどのような治療内容が望ましいとお答えすることは難しく、卵巣の状況などをみながら、個別化された診療を行うことが多いでしょう。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
日本産科婦人科学会. 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023. 日本産科婦人科学会. 2023
日本内分泌学会.“早発卵巣不全”..https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=76,(参照 2025-02-07).
Philippe Touraine et al. Premature ovarian insufficiency. Primers. 2024, , .
Yu-Qian Shi et al. Premature ovarian insufficiency: a review on the role of oxidative stress and the application of antioxidants. Front Endocrinol. 2023, , .
Q. Huang, et al. Reprod Biol Endocrinol. 2022, 020, 0028.
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