早発卵巣不全には初期症状はありますか?
早発卵巣不全の初期症状としては、月経不順が挙げられます。
早発卵巣不全の初期症状としては、月経不順が挙げられます。進行すると次第に無月経となります。
また、卵巣機能が低下することで、更年期障害が現れてくることがあります。
更年期障害の具体的な症状としては、顔面紅潮(ホットフラッシュ)や発汗などといった症状が現れます。
無月経が続くことによる、エストロゲンというホルモンの欠乏、低下により、骨密度が低下して骨折しやすくなったり、心臓や血管に動脈硬化が起こりやすくなったりします。
また、卵巣機能が低下して排卵がしづらくなるため、自然妊娠が難しくなります。
このように、放っておくと全身性に影響を及ぼすため、月経不順があれば、産婦人科を受診することをおすすめいたします。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
日本産科婦人科学会. 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023. 日本産科婦人科学会. 2023
日本内分泌学会.“早発卵巣不全”..https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=76,(参照 2025-02-07).
Philippe Touraine et al. Premature ovarian insufficiency. Primers. 2024, , .
Yu-Qian Shi et al. Premature ovarian insufficiency: a review on the role of oxidative stress and the application of antioxidants. Front Endocrinol. 2023, , .
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