早発卵巣不全の診断基準はどのようなものですか?

早発卵巣不全の診断基準は解説に記載の通りです。

解説

通常、年齢40歳未満で月経が3ヶ月以上こない場合に、早発卵巣不全と診断されます。採血上では女性ホルモンであるエストロゲン値の低下などを認めます。

早発卵巣不全の診断基準を満たしていなくても、40歳未満で月経が不順がちになってきたり、更年期様の症状を認める場合には、卵巣機能が低下してきている可能性が考えられます。

特にこれから妊娠を考えている方や、そうでなくても将来的な健康維持のためにも、早めに産婦人科を受診することをおすすめいたします。

公開日

最終更新日

成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員

藤井 達也 監修

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早発卵巣不全

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「早発卵巣不全」とはどのような病気ですか?

早発卵巣不全とは、40歳未満で卵巣機能が低下し、無月経となる病気です。

早発卵巣不全の原因は何がありますか?

手術や放射線などの外的要因や免疫、遺伝子の異常といった内的要因が原因として挙げられます。

早発卵巣不全ではどのような症状がありますか?

早発卵巣不全では、エストロゲン欠乏により更年期症状や不妊などがみられることがあります。

早発卵巣不全には初期症状はありますか?

早発卵巣不全の初期症状としては、月経不順が挙げられます。

早発卵巣不全の場合、主にどのような治療をしますか?

挙児希望がない場合にはホルモン補充療法を行います。希望がある場合には、残存している卵巣機能に応じて個別化された治療法を試すことになります。

早発卵巣不全が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

早発卵巣不全が疑わしい場合は、産婦人科を受診しましょう。

早発卵巣不全が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?

妊娠していないのに、月経が来なかったり、月経不順である場合は病院を受診しましょう。

早発卵巣不全のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目の確認や症状検索エンジン「ユビー」での質問への回答でセルフチェックができます。

早発卵巣不全は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

早発卵巣不全では、女性ホルモンなどを使用します。使用する薬剤に応じた副作用があります。

早発卵巣不全で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

更年期症状などが改善しない場合には、薬の量を調整することが一般的です。妊娠希望の場合には、主治医と相談しましょう。

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