早発卵巣不全のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目の確認や症状検索エンジン「ユビー」での質問への回答でセルフチェックができます。
早発卵巣不全の基準は、以下の通りです。
- 40歳未満である
- 妊娠の可能性がないにもかかわらず、3ヶ月以上月経が来ない
これらの2つに当てはまる場合はもちろんですが、早発卵巣不全の初期は、無月経ではなく、月経不順として症状が現れる場合も多いので、月経不順の段階で早発卵巣不全の可能性も考慮しておくことが大切です。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、早発卵巣不全かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
早発卵巣不全は放っておくと、無月経が続くことによる、エストロゲンというホルモンの欠乏、低下により、骨密度が低下して骨折しやすくなったり、心臓や血管に動脈硬化が起こりやすくなったりします。
そして、妊娠に関しては極めて難しく、最も難治性の不妊のうちのひとつとなります。
このように、放っておくと、全身性に影響を及ぼすため、早期の受診が大切になります。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
日本産科婦人科学会. 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023. 日本産科婦人科学会. 2023
日本内分泌学会.“早発卵巣不全”..https://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=76,(参照 2025-02-07).
Philippe Touraine et al. Premature ovarian insufficiency. Primers. 2024, , .
Yu-Qian Shi et al. Premature ovarian insufficiency: a review on the role of oxidative stress and the application of antioxidants. Front Endocrinol. 2023, , .
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