双極性障害1型には初期症状はありますか?
睡眠や行動の変化がみられることがあります。抑うつや軽躁状態が、躁状態よりも前にみられることもあります。
双極症Ⅰ型/双極Ⅰ型障害には、明確な初期症状はありません。
ただし、眠れなくなったり、睡眠時間が短くても元気になったりという睡眠の変化や、本来のご自身らしくない行動の変化で気づかれることもあります。調子の悪さを自覚するのが難しいため、家族や友人、同僚などの周りの人が先に気づく場合もあります。
また、うつ状態を呈して、”適応障害”や”うつ病”と診断されていた方に躁病エピソードが現れると、双極症Ⅰ型/双極Ⅰ型障害に診断が変更になることもあります。
気分変調症(抑うつが続く疾患)や、気分循環性障害(気分の変動を繰り返す疾患)と診断されていたものが、双極症Ⅰ型/双極Ⅰ型障害に進展したり、診断が変わったりすることがあるとも言われています。
診断に関しては、生活歴や過去のエピソードを、どのくらい詳しく聞き取れるかにより変わってくることもあります。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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