双極性障害1型ではどのような症状がありますか?
躁状態とうつ状態がみられます。特に躁病エピソードと呼ばれる、異常に気分が高揚した状態が続くことが特徴です。
双極症Ⅰ型/双極Ⅰ型障害では、躁状態と抑うつ状態の両方がみられます。
躁病エピソードのときは、気分が異常に、持続的に高まり、開放的になったり、怒りっぽくなったりして、以下のような症状を伴います。
- 自尊心が高くなる
- 睡眠をとらなくても大丈夫になる
- 会話の量が増えたりしゃべり続けたりする
- 考えがあちこちにいく
- 注意がそれやすくなる
- 活動が増える、または興奮する
- 困った結果につながる可能性が高い活動に熱中する(買い物や投資など)
躁病エピソードの程度が軽い場合は、軽躁エピソードとされることもあります。
抑うつエピソードのときは、次のような症状がみられます。
- 悲しく、空虚で絶望する感じ
- 興味や喜びが感じられなくなる
- 体重の変化
- 眠れない、もしくは、眠り過ぎる
- 疲労感
- 自分に価値がないと感じる
- 思考力や集中力が落ちる
- 死ぬことについて何度も考える
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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