糖尿病の人がマッサージを受けてはダメなのですか?
絶対に受けてはいけないわけではありませんが、感覚が鈍くなっている患者さんは注意が必要です。
糖尿病の患者さんが、絶対にマッサージを受けてはいけないというわけではありませんが、注意が必要な場合はあります。
高血糖の状態が長く続いていると、合併症として神経障害が出ることがあります。特に、手足などの末梢神経に障害が出ている場合には、感覚が麻痺して痛みなどを感じなくなってしまうことがあります。
感覚が鈍くなっている場合、マッサージなどの力加減などがわかりづらく、強く揉みすぎて筋挫傷などを起こす可能性があります。
血管が脆くなっている患者さんでは、強い刺激により内出血などができる可能性があります。血管を強く圧迫して一時的な血流障害を起こす可能性もないとは言えません。
神経障害をお持ちの方は、マッサージの圧力により皮膚・筋肉・血管が傷む可能性があるため、マッサージを受ける際には注意が必要です。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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