肝内胆管がんのステージIIでは、どのような治療を行いますか?
手術治療か抗がん剤治療を行います。
肝内胆管がんのステージIIでは、手術治療か抗がん剤治療を行います。がんのステージ分類はI~IVの4段階が一般的であり、ステージIIは比較的病期が進行していない段階になります。
しかし、ステージIとは異なり、遠隔転移やリンパ節転移はないものの、多発しているか、血管、胆管への浸潤があるか、一定以上の大きさがある場合を指します。
治療の考え方としては、手術治療が可能であれば手術を、そうでなければ抗がん剤治療を行います。
手術治療は病気そのものをすべて切除できる可能性がありますが、病気のある場所や、個数によっては難しい場合があります。例えば、肝臓の右側にも左側にも腫瘍があって、手術しても残せる肝臓がない場合には、手術以外の治療法が選択されます。
また、病気そのものの状況だけでなく、患者さんごとの状況によっても最適な治療は異なります。
患者さんの年齢、持病、体力、残された肝機能によっては、全身麻酔での手術自体が命を危険にさらす場合もあり、治療法はリスクとメリットを考慮して決定します。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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