糖尿病性ケトアシドーシスの診断基準はなんですか?
高血糖、ケトン体の増加、代謝性アシドーシスの3つが診断基準になります。
糖尿病性ケトアシドーシスの診断基準は以下の通りです。
1. 高血糖
- 血糖値 >250 mg/dL
※ただし、SGLT2阻害薬を内服中の方は血糖値が正常であっても、糖尿病性ケトアシドーシスを起こすことがあります。
2. ケトン体の増加
- 血中β-ヒドロキシ酪酸 ≧3 mmol/L
- または尿中ケトン体陽性
3. 代謝性アシドーシス
動脈血ガス分析において、以下のいずれかを満たす。
- 動脈血pH < 7.3
- 血清重炭酸(HCO₃⁻)<18 mEq/L
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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