糖尿病性ケトアシドーシスの症状に吐き気や嘔吐はありますか?
はい、吐き気や嘔吐は糖尿病性ケトアシドーシスの代表的な症状です。
糖尿病性ケトアシドーシスでは腹部症状は一般的で、腹部全体の痛みは46%、吐き気および嘔吐は最大で3分の2の患者さんにみられると報告されています。
ケトン体やアシドーシスによる胃腸の刺激や、代謝の変化が原因と考えられています。
また、腹部症状はしばしば急性腹症など手術が必要な病気との区別が難しいほど重いこともあり、注意するべき初期症状のひとつとなっています。
吐き気や嘔吐が続くと体の水分が失われ、脱水症状を起こすこともあります。これにより症状が悪化するおそれがあるため、早めの対応が大切です。
気になる症状がある場合には、早めに医療機関を受診し、医師へ相談するようにしましょう。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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