糖尿病性ケトアシドーシスの症状に頭痛はありますか?
はい、頭痛が起こる可能性があります。頭痛は代表的な症状ではありませんが、脳の異常と関連してみられることがあります。
糖尿病性ケトアシドーシスでは、神経学的変化が約10%に発生し、脳浮腫、脳梗塞、静脈洞血栓症などを合併することがあります。これらが原因となり頭痛が起こる可能性があります。
特に、小児においては治療開始後4~12時間以内に脳浮腫を発症することがあり、意識障害、頭痛、神経症状が伴う可能性があります。
重症例では精神状態の変化が50%以上でみられます。脳の異常が起きていると考えられ、頭痛を起こす可能性があります。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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