胃潰瘍で手術をすることはありますか?
まれですが、重篤な合併症がある場合には手術となる場合もあります。
胃潰瘍の治療は薬物治療が主であり、手術治療となる場合は多くありません。しかし、重篤な合併症のある場合には手術治療となる場合もあります。
具体的には、出血や穿孔のある場合です。胃潰瘍からの出血があるとき、一般的には内視鏡(胃カメラ)で止血の処置を行います。しかし、出血の程度が激しく、内視鏡的に止血することができない場合、手術が必要になることがあります。
その他に、胃潰瘍穿孔の場合にも手術治療が必要となります。潰瘍が重症化し、胃に穴が開いてしまう状態を穿孔と言います。こうなると、胃の中にある食べ物や胃酸がお腹の中に撒かれ、腹膜炎を起こし、命に関わります。そのため、胃潰瘍穿孔では緊急手術が必要になります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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