胃・十二指腸潰瘍
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更新日:2024/03/28
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胃・十二指腸潰瘍について「ユビー」でわかること
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胃・十二指腸潰瘍と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
ノリの佃煮・もしくは墨のような黒い便が出ている
- 症状の頻度
- 初めての症状である
胸やけがする
- 症状の持続時間
- 30分以上続いている
胃・十二指腸潰瘍とはどんな病気ですか?
「胃潰瘍」とは、胃壁を守る粘液と胃酸の分泌バランスが崩れて胃壁が傷つく病気です。ピロリ菌感染やNSAIDsと呼ばれる鎮痛薬のほか、ストレスやアルコールが関係します。食後に悪化する胃の痛みやむかつき、吐血、便が黒い、貧血などの症状があります。症状がみられる場合は、かかりつけ医や内科を受診しましょう。
胃・十二指腸潰瘍の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
胃・十二指腸潰瘍への対処法は?
鎮痛薬は中止してください。胃薬で改善する場合もありますが、胃カメラ検査や専門治療が必要な場合があります。
胃・十二指腸潰瘍の専門医がいる近くの病院はありますか?
胃・十二指腸潰瘍の専門医がいる病院を見る胃・十二指腸潰瘍のQ&A
- A.
胃潰瘍は大きく「活動期」、「治癒過程期」、「瘢痕期」の3つのステージに分けることができます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胃潰瘍は、内視鏡検査での所見に応じて、「活動期」「治癒過程期」「瘢痕期」の3つのステージに大きく分けることができます。胃潰瘍は胃の粘膜の組織が無くなった状態であり、胃の粘膜にできた傷、と考えると分かりやすいでしょう。胃潰瘍のステージは、この傷が治癒する過程によって分類されています。
活動期は傷ができた直後で、この時期に病変を内視鏡で確認すると、潰瘍は深く、時に出血などがあり、白苔と呼ばれる膿状の物質が付着していることが多いです。治癒過程期はこの傷が治る途中であり、潰瘍は小さくなり始め、再生上皮と呼ばれる新しい細胞の層が出現します。瘢痕期は傷のかさぶたのイメージに近く、潰瘍そのものは治癒し、赤い瘢痕となります。その後時間が経過すると瘢痕は白色へと変化していきます。
このように、胃潰瘍は胃にできた傷であり、それが治癒する過程を各ステージに分類することができます。細かく言うと、3つのステージはそれぞれさらに2つの病期に分けられ、6つの下位分類も存在します。 - A.
食後に胃が痛くなる場合、胃潰瘍の可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る食後に胃が痛くなる場合、胃潰瘍の可能性があります。胃潰瘍の痛みは、食事中や食後に痛みが強くなると言われています。特に左のみぞおちが食事中や食後に痛む場合には、胃潰瘍の可能性があり、消化器内科への受診を検討しましょう。
消化器内科では、胃カメラの検査を行うことで、胃潰瘍の有無を確認することができます。胃潰瘍がなくても、胃炎や逆流性食道炎など、痛みの原因となる他の病気が見つかる可能性があります。また、頻度は多くありませんが、胃がんのような重大な病気が見つかることもあります。
胃潰瘍の診断となった場合には、胃酸を抑えるような胃薬での治療となります。潰瘍が深い場合には、入院での治療が必要となることもあります。 - A.
胃潰瘍だけで発熱することはありません。 潰瘍が深くなり胃の壁に穴があくと、激しい腹痛や発熱が起きます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胃潰瘍があまりに深くなると、胃の壁に穴があきます。
穴からお腹の中に胃液や食べた物が漏れ出るため、お腹全体に炎症が広がり、激しい痛みや発熱などの症状が起きます。
これは命に関わるほど重篤な状態であり、緊急で手術を行うことが多いです。 - A.
自然治癒することもありますが、薬を飲むことで悪化を防ぎ、治癒を促します。また、胃潰瘍の原因を調べて取り除くことも重要です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胃潰瘍は自然に治ることもありますが、悪化して穴が開くなど重症化する危険性もあるため、胃酸を抑える薬を飲んだ方が早く、確実に治ります。
胃潰瘍の原因を調べることも重要です。
ピロリ菌が原因であれば、除菌をすることで胃潰瘍の再発を予防できます。
また、ピロリ菌は胃がんの原因となるため、ピロリ菌を除菌することで胃がんのリスクを下げることができます。
薬が原因の胃潰瘍であれば、原因となる薬をほかのものに変更するか、胃酸を抑える薬を併用することで、胃潰瘍の再発を予防します。 - A.
通常、6〜8週間程度かかります。ただし、胃潰瘍の大きさ、深さによって、治るまでの期間は異なります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る胃潰瘍が治るまでに、通常は6〜8週間程度かかると言われています。
このため、胃潰瘍によるみぞおちの痛みや不快感、吐き気などの症状が治っても、一定期間は薬を飲み続ける必要があります。
喫煙、飲酒、睡眠不足、ストレスなどは胃潰瘍が悪化する原因となるため、禁煙、禁酒、体調管理を心がけましょう。 - A.
セルフチェックで胃潰瘍と診断することは難しいです。解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えると、胃潰瘍が疑わしいかどうかの確認ができます。
- A.
みぞおちの不快感、消化不良、胃もたれなどの初期症状があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る初期の胃潰瘍では、みぞおちの不快感、消化不良、胃もたれなどの症状が起こることがあります。
胃潰瘍が深くなるにつれて、痛みが悪化することが多いです。
一方、小さな胃潰瘍の場合は、症状がないこともあります。 - A.
みぞおちの痛みや不快感、胃もたれ、食欲低下、吐き気などの症状があり、胃潰瘍から出血をすると、黒い便・めまい・ふらつきなどの症状を起こします。
- A.
ピロリ菌感染が主な原因です。非ステロイド性抗炎症薬、抗血小板薬、喫煙、ストレスなども原因となります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るピロリ菌に感染すると胃粘膜に炎症が起き、胃を守る粘液が減ります。
非ステロイド性抗炎症薬(痛み止めの薬)、抗血小板薬(血液をさらさらにする薬)は胃粘膜を保護する物質(プロスタグランジン)が作り出されることを抑える働きがあります。
喫煙やストレスは胃粘膜の血流(血の巡り)を低下させるため、胃を守る働きが低下します。
これらの原因により、胃潰瘍ができると考えられています。
胃・十二指腸潰瘍について、医師からのよくある質問
- みぞおちに痛みがありますか?
- 胃のあたりがむかむかしますか?
- お腹の痛みは特定の一ヶ所に留まっていますか?
- 胸やけがしますか?
- ノリの佃煮もしくは墨のような黒い便が出ていますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科