熱性けいれんのセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
熱性けいれんは発熱に伴い、突然起こるため、発作そのものを予測することは困難です。
一方で、熱性けいれんを診療する上では、発作の内容や持続時間の情報が非常に重要であり、発作が起こった際に記録を残すことで、受診時に役立てることができます。
以下のような方法で、セルフチェックを行うことが可能です。
- けいれんの持続時間を計測する
- けいれんの種類(全身か部分的か、左右対称か非対称か)や動きの特徴(手足の動き、目の様子など)を確認する
- 顔色や呼吸の様子を観察する
- 発作前後の意識状態を観察し、ぐったりしているかなどを記録する
- 体温を測定する
携帯電話の録画機能などを利用することも、医療従事者とけいれんの状況を共有するのに有用です。
熱性けいれん自体が、生命の危機を招くことはほとんどありませんが、適切な判断が必要です。
発作が5分以上続く場合や意識の回復が悪い場合には、速やかに救急車を呼んでください。また、初めての発作の場合は必ず医療機関を受診してください。
セルフチェックは状況を把握するための補助であり、診断や治療を行うものではありません。異常があれば、速やかに医師に相談しましょう。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、熱性けいれんかどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
(参考文献)
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