過換気症候群を放置するとどうなりますか?
放置すると過換気が数十分間にわたって続くことがありますが、強い過換気でも次第に治まります。
過換気症候群の発作が起こると、数十分間にわたって過換気状態が続くことがありますが、放置していても次第に治まります。
呼吸器の異常による病気ではないため、命に関わることはありません。
ただし、過換気の発作が起こることを不安に思って外出できなくなるなど、日常生活に障害が生じることがあります。
公開日:
最終更新日:
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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過換気症候群には、どのような症状が見られますか?
息がしづらくなったり、血管が縮むことで手足のしびれや振戦(ふるえ)などが起こったりすることがあります。
過換気症候群とパニック障害の違いはありますか?
過換気症候群とパニック障害には、息苦しさ、動悸、振戦(ふるえ)、知覚異常など共通する症状が多く見られます。
過呼吸はどのような人がなりやすいですか? きっかけや原因はありますか?
若い女性や神経質な人、緊張しやすい人、不安になりがちな人がなりやすいです。原因は心理的なものが多いです。
どのようにして診断しますか?
身体の病気がないことを確認したうえで、発症した状況などから診断します。
治療中に日常生活で気をつけることは何でしょうか?
不安や緊張を感じる場面を極力避け、過換気の発作が出た時は落ち着くことを心がけましょう。
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