浸潤性乳管癌と非浸潤性乳管癌の違いや進行速度について教えてください。
浸潤性乳管がんはがん細胞が広がり非浸潤性乳管がんは乳管内にとどまります。進行速度とは関係ありません。
顕微鏡で乳がん組織を観察した時に、がん細胞がどこまで広がっているかが違います。
乳がん細胞のほとんどは、乳汁をつくって分泌する乳腺組織の一番末梢部分に発生し、時間が経過すると、乳管・小葉の周囲に広がります。
がん細胞が乳管・小葉の周囲に広がることを「浸潤」といいます。この浸潤の有無によって、乳がんは大きく非浸潤性がんと浸潤性がんに分けられます。
非浸潤性乳管がんは、がん細胞が乳管・小葉の中にとどまる乳がんで、適切な治療を行えば、転移や再発をすることはほとんどありません。
一方、浸潤性乳管がんは、乳管・小葉の周囲に広がった乳がんで、転移や再発をする危険性があります。
非浸潤性乳管がんのステージは0、浸潤性乳管がんのステージは1~4となります。
浸潤性乳管がんと非浸潤性乳管がんの違いは、ある時点におけるがんの広がりの違いを観察しており、進行速度とは直接関係ない要素です。
進行速度は、病理学的なグレードやサブタイプなどの他の要素によって決まります。
東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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