副鼻腔炎で目の腫れや痛みがみられる場合、失明することはありますか?
副鼻腔炎による目の合併症が重症化すると失明する可能性もあります。
海外の研究報告によると、副鼻腔炎による眼窩合併症(目の周りの合併症)を伴う159人の患者さんを調査した結果、159人のうち4人は永久的に失明したという報告があります。
視力が元に戻らない状態を避けるためには、早めに医療機関を受診する必要があります。
内視鏡検査やCT検査により副鼻腔炎の診断を受け、目の周りの圧力を減らす手術やステロイドによる治療などを行うことが重要です。特に進行した症例では、即座の対応が視力保護に不可欠です。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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