膀胱瘤の見た目にはどのような特徴がありますか?
腟口から柔らかいピンク色の膨らみが見えることがあります。
膀胱瘤の見た目の特徴は、脱出の程度(ステージ)によって大きく異なります。

軽症(ステージI・II)の場合
外から見ても膨らみがわかないことがほとんどです。内診(婦人科・泌尿器科の診察での触診)ではじめて確認されます。
中等症〜重症(ステージIII・IV)の場合
力んだとき(排便や咳のとき)や長時間立ち続けたあとに、腟の入り口から柔らかいピンク色ないし赤みがかった丸い膨らみが覗いたり、はみ出したりします。この膨らみは腟の粘膜(腟内側の組織)でできており、指で押せば腟内に戻すことができますが、力むと再び出てくることが多いです。長期間脱出が続くと、表面が乾燥して白っぽく硬く変化することもあります。その結果、表面に潰瘍(かいよう)が生じた場合は出血や痛みを伴うこともあります。
膀胱瘤と見た目が似た病気(直腸瘤・子宮脱・腸瘤など)もあるため、自己判断で確定することは難しく、医師による診察・検査が必要です。
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(参考文献)
Christina Tso et al.“Nonsurgical Treatment Options for Women With Pelvic Organ Prolapse”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29885711/,(参照 2026-03-19).
Katherine Amin et al.“Surgery for Anterior Compartment Vaginal Prolapse: Suture-Based Repair”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30466703/,(参照 2026-03-19).
日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会.“女性下部尿路症状診療ガイドライン第2版”..https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/38_woman_lower-urinary_v2.pdf,(参照 2026-03-19).
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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