膀胱瘤は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
局所エストロゲン製剤や過活動膀胱治療薬が使われることがあります。
膀胱瘤そのものを「薬で縮小させる」特効薬はありませんが、症状をやわらげることを目的として薬が用いられることがあります。
局所エストロゲン製剤
閉経後の女性では、女性ホルモン(エストロゲン)の低下によって腟や膀胱周辺の組織が萎縮・弱化します。その影響で、腟の乾燥感・性交痛などの外陰腟症状や、頻尿・尿意切迫・尿路感染などの泌尿器症状が出ることをGSM(閉経関連泌尿器生殖器症候群)といいます。そのため、膀胱瘤の症状がある場合に、腟に直接使う腟錠(ちつじょう)や軟膏などの局所エストロゲン製剤を用いることで、組織の弾力性が回復し、症状の緩和が期待できます。日本ではエストリオール腟錠などが使われており、全身投与(内服)に比べて副作用が少ないとされています。副作用としては局所的な刺激感や腟分泌物の増加が生じることがありますが、重篤なものは少ないです。
過活動膀胱の症状に対する薬
膀胱瘤に伴い頻尿や急な尿意・尿漏れ(切迫性尿失禁)が出ており、過活動膀胱が当てはまる場合は、過活動膀胱の薬が処方されることがあります。β3受容体作動薬(ミラベグロン、ビベグロン)や抗コリン薬(ソリフェナシン、オキシブチニンなど)などが使われます。β3受容体作動薬は比較的副作用が少ないとされていますが、抗コリン薬の副作用には口の渇き・便秘・目のかすみなどがあります。
いずれの薬も医師の診察のもとで処方されるものであり、自己判断での服用・中止は避けてください。
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(参考文献)
Christina Tso et al.“Nonsurgical Treatment Options for Women With Pelvic Organ Prolapse”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29885711/,(参照 2026-03-19).
日本排尿機能学会/日本泌尿器科学会.“女性下部尿路症状診療ガイドライン第2版”..https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/38_woman_lower-urinary_v2.pdf,(参照 2026-03-19).
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最終更新日:
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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