糖尿病の運動療法の禁忌を教えてください。
糖尿病運動療法は、血糖値や合併症のある方は注意しましょう。低血糖時や体調不良時は避けましょう。
糖尿病の運動療法は体によい効果がたくさんありますが、注意が必要な場合もあります。
血糖値が低すぎるとき(70mg/dL未満)や、高すぎるとき(250mg/dL以上でケトン体が陽性の場合、または300mg/dL以上)の運動は危険です。
また、目の病気(増殖糖尿病網膜症)がある方は、激しい運動を避けるべきです。
神経の病気(重度の末梢神経障害)がある方も、足に負担のかかる運動は注意が必要です。
心臓に病気(重度の心血管疾患)がある場合も、医師に相談しながら運動を始めましょう。
脱水症状があるときや、熱があるとき、体調が悪いときも運動は控えてください。
運動を始める前に必ず医師に相談し、自分に合った運動プランを立てることが大切です。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
糖尿病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ