機能性ディスペプシアが治らない場合はどうすればいいですか?
主治医と相談し、薬の種類や生活習慣の見直しなどを行います。
機能性ディスペプシアは、薬物治療でも症状がよくならないことが珍しくありません。
機能性ディスペプシアの症状は、体の状態だけではなく、忙しさや睡眠時間など、社会心理学的な要素も深く関わっています。そのため、処方された薬を正しく飲んでいても、多忙や睡眠不足、不規則な食生活が続いていれば症状に改善がないこともしばしばあります。治療は薬物治療だけではなく、生活習慣の改善が重要になります。
規則正しい食生活と十分な睡眠をとるなどの対策は、症状の改善に役立ちます。精神的な状態も症状に関わるため、時には抗不安薬や抗うつ薬のほうが効果的な場合もあります。
このように、機能性ディスペプシアの治療には薬物治療のみでなく、多角的な治療の方針が必要になります。症状がよくならない場合には、このような点に気をつけて、生活習慣の改善などを心がけましょう。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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