深在性真菌症と表在性真菌症の違いは何ですか?
深在性真菌症は体の深部の臓器に感染し、表在性真菌症は感染箇所が体表に限局しているものを指します。
深在性真菌症と表在性真菌症の主な違いは、感染部位と重症度です。以下に解説します。
深在性真菌症
深在性真菌症は、体内の深部組織や臓器(肺、血流、脳など)に感染する真菌症で、特に免疫力が低下した人に発生しやすく、重症化することが多いです。
表在性真菌症
表在性真菌症は、皮膚、爪、粘膜など体表面に感染する真菌症で、一般的には重症化しにくく、治療も比較的容易です。例えば、カンジダ症は口腔や陰部の粘膜に発生し、白癬は皮膚や爪に感染します。
深在性真菌症は生命を脅かす可能性があるため、早期診断と治療が重要です。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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