牛乳アレルギーで薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
抗ヒスタミン薬やエピネフリンなどが使用されることがあります。
薬はアレルギー症状を一時的に抑えるためのもので、アレルギー体質そのものを治すわけではありません。もし、薬を使っても症状が改善しない場合、まずは原因となる牛乳や乳製品が、意図せず食事に含まれていないか、原材料表示などをもう一度丁寧に見直すことが大切です。
それでも症状が続く場合は、治療方針を再検討する必要があるため、必ず主治医に相談してください。現在の治療が合っていない可能性も考えられます。医師は、除去のレベルを調整したり、他の治療法、例えば専門の医療機関で行われる「経口免疫療法」などを検討してくれるかもしれません。自己判断で対応せず、専門家と相談することが解決への近道です。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
Brozek, Jan L et al. World Allergy Organization (WAO) Diagnosis and Rationale for Action against Cow's Milk Allergy (DRACMA) Guideline update - XIV - Recommendations on CMA immunotherapy. World Allergy Organ J. 2022, 15, 100646.
海老澤 元宏ほか.“食物アレルギーの診療の手引き2023”.食物アレルギー研究会.https://www.foodallergy.jp/wp-content/uploads/2024/04/FAmanual2023.pdf,(参照 2025-07-22).
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