自己免疫性膵炎(AIP)の場合、食事で気をつけることはありますか?
この病気そのものによる食事制限はありませんが、血糖値や脂肪分には注意が必要な場合があります。
自己免疫性膵炎の場合、この病気そのものによる食事制限はありませんが、血糖値や脂肪分には注意が必要な場合があります。
自己免疫性膵炎では、自分の免疫が膵臓を攻撃してしまい、膵臓に炎症が発生します。それによって、膵臓で産生されるインスリンが出づらくなり、血糖値が上昇してしまいます。
その結果、糖尿病を発症する場合が多いため、自己免疫性膵炎の患者さんでは、糖尿病の治療も同時に必要となることが珍しくありません。そのため、血糖値の上昇には注意が必要です。
また、膵臓の炎症によって、膵臓の中を走る胆管が細くなり、黄疸の症状が出現する場合があります。このような状況では、脂肪分の摂取を避けるべきですが、比較的特殊な状況であり、普段の生活ではそれほど気にする必要はありません。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
自己免疫性膵炎(AIP)
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです