自己免疫性膵炎(AIP)の場合、余命はどのくらいですか?
悪性の病気ではないため、適切な治療を行えば一般の患者さんと変わらない寿命を期待することができると考えられます。
自己免疫性膵炎は悪性疾患ではなく、適切な治療を行えば、一般の方と変わらない寿命を期待することができます。
自己免疫性膵炎に対しては、ステロイドがよく効くことがわかっており、治療を続けることで多くの場合、膵炎を抑えることができます。そのため、適切な治療を継続すれば、病気による体への影響はある程度コントロールが可能です。
一方で、長期的にみると、病気が再発することが珍しくないため、治癒したと思われたあとも定期的な検査をおすすめします。また、一部の患者さんでは、再燃を繰り返すことによって、膵臓に膵石ができたり、胆管が細くなったりして、急性膵炎や胆管炎など、さまざまな合併症が出てくる方もいます。こうした合併症は、時に命に関わります。
がんのような病気とは異なり、余命に関して過度な心配は不要ですが、定期的な検査と治療の継続が重要です。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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