自己免疫性膵炎(AIP)の診断基準について教えてください。
血液検査、画像検査、病理検査、ステロイドの治療効果などで総合的に判断します。
自己免疫性膵炎の診断は、血液検査、画像検査、病理検査、治療効果などを総合的に判断します。自己免疫性膵炎で特徴的なのは、血液検査でIgG4という免疫に関する項目が上昇している点です。この項目は診断基準に含まれます。
また、自己免疫性膵炎によって膵臓に炎症が生じると、CTやエコー、MRIなどの画像検査で特徴的な所見が出現します。膵臓が全体的、あるいは部分的に腫れ、周囲に水がたまる様を画像検査で確認します。
そのほかに、細胞の検査や、ステロイドの治療で病変が改善するか、といった情報も診断基準に含まれています。
自己免疫性膵炎の診断基準には、上記のような情報が含まれており、これらをもとに総合的に診断を行います。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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